さかぐちクリニック

大阪、堺市西区の脳神経外科・内科 医療法人いぶき会

さかぐちクリニック

SAKAGUCHI
携帯サイトQRコード
お電話でのお問い合わせ 072-242-1114


since 2006
院長紹介
院長の経歴

坂口 一朗院長  坂口 一朗 (さかぐち いちろう)
昭和36年11月18日生まれ。
大阪府和泉市出身。


昭和61年大阪医科大学医学部卒業し

同年、医師免許取得後、同大学脳神経外科に入局。

同大学脳神経外科、麻酔科にて研修。

大学より春秋会城山病院等へ出向する。

平成4年 大阪医科大学院修了。博士号取得。

平成4年〜大学より出向(枚方市民病院脳神経外科)

平成4年〜5年 大阪医科大学附属病院I C U

          ここで脳外科のみならず心臓手術後や重症内科疾患患者さんの治療に従事。

平成5年〜13年 医療法人東和会第一東和会病院脳外科部長となり

          年間200件の脳外科手術執刀や一般外来(内科・外科)も担当する。

平成13年 さかぐちクリニック開院

平成16年 さかぐちクリニック改め、医療法人 いぶき会 さかぐちクリニック開院。


医学博士、日本脳神経外科専門医、日本脳卒中学会専門医。
日本内科学会会員、日本臨床内科認定医。

日本医師会認定産業医、健康スポーツ医、TPH指導者。

日本脳神経超音波学会会員、日本神経外傷学会会員。

脳脊髄液減少症のお話

  最近マスコミとかで脳脊髄液減少症の話題がよく取り上げられています。この症状は本当に多彩です。いわゆる不定愁訴といわれるものが殆どです。したがって頭が痛い、首がこる、耳鳴りがする、記憶力が低下した、血圧が不安定だ、などいろいろな症状です。これが鞭打ち等と関係あるということになって、肩こりとかの筋緊張性疾患であったとしても「私もそうじゃないかしら」と思われる方が多くいると聞きます。確かに鞭打ちをはじめとする外傷が契機になり発症することも少なくありません。不定愁訴のうちでも頭痛・幻暈・頚部の張り・倦怠感・疲れ易さが頭の位置を高くした時、つまり寝ているとき以外にひどくなるという症状があれば疑いは強いです。しかし寝ていても頭痛がしたり逆に増強したりする方は頚椎症などほかの病変が疑われますし、寝ていても体がしんどい布団から出るのも意欲が出ないなどの症状はうつ症状等かもしれません。

 脳脊髄液減少症は私の意見としては、いろいろな症状を訴えられている方の中に存在することは確かです。しかし重要なことは厚生省等の機関に公的に認めていただき、きっちりしたガイドラインに基づき診断治療が行えるような体制になることです。症状ありきすぐブラッドパッチでは誰もが認める医学的根拠が薄れてしまいます。そうなると本当の脳脊髄液減少症の患者さんは浮ばれません。わたしのところにも相談にこられる方が増えています。まず大事なことはマスコミの報道のみを情報とするのではなく、少なくとも体を横にした状態から立ったり座ったりすると症状が強くなる。この最低限の(脊髄減少症の本質的な症状です)状態が自分にあるかどうか、これをまず見極めてください。少なくても肩こりでブラッドパッチ治療を受けることのないように。公にこの治療が認められるようになるには、患者さんにもある程度の理解少なくとも上記に書いたことを参考に診断・治療を受けてください。最近患者さんからの相談を受けて思ったことと、脳神経外科学会のガイドライン作成委員の先生のお話を聞いた上で、私見として述べさせていただきました。

▲このページのトップへ